未来に生きる子ども達
皆さんがお考えの通り、これからの社会は、間違いなく急速にグローバル化が進むことでしょう。
政府も、そのために学校英語のレベルを上げようと、学習指導要領を改善し、大学入試の共通テストを、思考力を問う内容にすることで、高校生が単に暗記して知識を詰め込むだけではなく、その知識を基に考えていく力を養おうとしています。
各国単位ではなく、地球という一つの惑星が一つの社会となっていくイメージではないでしょうか。
地球という社会の共通語として英語があり、様々な分野で、いろいろな国の人たちが交わり協力しあって、社会を運営していく時代が間もなく来るのではないかと思います。
皆さん、想像してみてください。今、幼児・小学生のお子さんたちは、30年後にはそんなグローバルな社会の中心で活躍する人材になられていることでしょう。
では、30年後とはどんな世界でしょうか。 それを想像するのは難しいですね。 今から30年前を振り返って、その時代と比較しようとしても、実際には科学技術や医学の進歩を取り上げても、今までよりこれから先の進歩の方が、スピードもずっと加速しそうです。
島国で特殊な文化や国民性を育んできた日本人ですが、それゆえの協調性という良さを活かしつつも、世界の様々な国の人々の中で、堂々と自分の考えや意見を述べ、全体をまとめていける力を身につける必要があります。
その為にはどうすればよいのでしょうか。 英語が話せるようになることは必須ですが、日本人にとっての一番のハードルは、自ら考えて自分の意見をしっかり持ち、他者に対し説得力のある発言ができること、かもしれません。
そんなグローバルな社会でリーダーと成り得る人材を育成する、という謳い文句で、最近、外国の全寮制の学校が日本に開校されました。費用が年間1000万円近くかかるとのことですが、多くの方が応募されたようです。
また、最近は「IBを取っている学校、あるいはインターナショナルスクール」が増えています。
IB(国際バカロレア)とは、ジュネーブに本部がある非営利団体(IBO)が作った教育プログラムで、一言で言えば、IBを取っている学校を出ていると国際基準の教育を受けている証明になり、海外の大学に進学する際に役立つといえるでしょう。
特殊な島国の文化と考え方で育っている日本人の子供たちには、本当に必要な学習なのですが、実際には考え方や思考力の基礎は、赤ちゃんから感性の豊かな幼児期に大きく培われるのです。
まず第一歩は、周りのいろいろな物事に興味を持ち、よく見てよく聞くという習慣を身につけることです。様々な経験や体験を通して、たくさんのことをよく見て聞いて、それが何なのか、どうすればいいのかを考えることが、自ら学ぶ意欲につながります。自ら学ぶ意欲があれば、興味のあることはどんどん吸収し、さらに思考力も深まります。
メープルランド インターナショナルでは、6か月からのベビーとお母さんの「マム・アンド・ベビー」クラス、2才からの「プリスクール」、年少から年長の「キンダーガーテン」、小学生の「アフタースクール」という一連の「インターナショナルコース」で、このカリキュラムを年齢に合わせてしっかり取り入れており、興味を誘導し、よく見て聞いて考える習慣を身につけ、それぞれのお子さんが意欲を持った学習者になれるよう導きます。
これを一旦身につけた子供たちは、いろいろな問題に直面しても、なぜこの問題が起きたのか、どうすれば解決できるのかを考えることができ、さらには周りの人を思いやり、助け、導くことができるリーダーシップを身につけることもできるようになります。
これができれば、大人になって、どんどんグローバル化される世界においても、十分に対応し、活躍できる人材と成り得るのではないかと、私たちは考えております。